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攻殻機動隊 原画展 [映画と本のお話]

出張の前日が珍しく休日。休日に出立するのは、お休みが半分になってしまうという欠点はあるけれど、この日を東京で過ごすと考えると 逆に楽しくなってくる。
ちょうど西武池袋店で攻殻機動隊の原画展をやっているというので行ってみた。
攻殻機動隊.jpg
攻殻機動隊というのは、映画やTVシリーズになったアニメーションシリーズ。
アニメプロダクションとしては スタジオジブリが有名だけど、この攻殻機動隊を作っているプロダクションIGは大人向けアニメーションプロダクションとしては有名処なのだ。

攻殻機動隊は、公安9課という近未来の公安の組織の一つが舞台。体の一部かすべてをサイボーグ化した人が電脳戦を仕掛けるという内容。
こう書くと荒唐無稽な感じだけど、これがしっくりきてしまう上に だんだんと時代がこれに近づいてきている。多くの監視カメラの映像と顔特定の技術があれば、誰かがどこで何をしていたかなんて すぐに解ってしまう。
多くのコンピュータで制御されている列車や飛行機などの交通機関はハッカーによって手繰られてしまう可能性もある。笑い事じゃないのだ。

今回 原画展を見て思ったのは そんな作り事をリアルに見せるのは影なのだという事。色を乗せる前の原画と指示書なども多く展示されていたけれど、光がどこからどのように当たっているのかという指示がとても多い。
フィルム映画でもライティングはとても大事だけれど、2次元の世界を3次元に見せるのは影の描き方なのだ。それをとても強く感じた。
背景も人物も 影が入るとぐっと立体として持ち上がってくる。

自分でも絵を描いていてもそう感じていたことが そのまま展示されていたという感じ。
なかなか興味深い展覧会でした。

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ノア 約束の舟 [映画と本のお話]

ノアの方舟を題材にとった ノアの方舟とは別のお話。

ノアの方舟は誰もが知っている聖書の中のお話の一つ。
禁断の果実を食べてしまった為にエデンの園を追われたアダムとイブの子孫は 悪い心を持っていて、地上に悪がはびこってしまった為に、それらを水害で一掃するというお話。
その水害から逃れる為に、地上の動物のひとつがいだけをノアの方舟に乗せて救い、リセット後の世界を始めるというもの。

ここに選民思想を感じる。その答えの一つをこの映画は示している。
人は誰しも 良い心とともに、悪しき心も秘めている。それらが無い人というのはいない。
では誰が残るべきなのか。
そんな事を考えるお話でした。

壮大なスケールで描かれていて、ファンタジーの味つけが強め。
あまりくどくどと考えずに、うわぁすごーいと観るのがいい気がした。


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ブルー・ジャスミン [映画と本のお話]

平日のお休みは映画を観に行こう。
何にしようかなぁと決めたのがウッディ・アレンの映画「ブルー・ジャスミン」

離婚して それまでのセレブな生活から一転し、自分で働く生活を始めるジャスミンさんのお話。
精神を病んでいて、ウォッカと鎮静剤が手放せないジャスミン。そんな彼女が、それまで住む世界は違うのと思っていた妹の所に身を寄せる。
良くも悪くも、女性は結婚する相手によって、生活スタイルが大きく変わる場合が多い。だからと言って、セレブな生活が幸せとも限らないけれど。

最初、一文無しになったという姉を受け入れることにした妹の所に、ジャスミンはヴィトンのトランク2つとヴィトンのバックで、飛行機はファーストクラスに乗ってやってくる。お金が無いんだったらエコノミーでしょうと言う妹に「だって買っちゃったんだもの」。
それが普通で、他の席があるなんて考えもしなかった人。

今の生活と、セレブな頃の思い出が フラッシュバックするようなつくりで、ジャスミンの頭の中の流れを一緒になぞっていく。時に、今と昔の境があやふやになる。
思い出している時のジャスミンが怖いのだ。もともとヨーロッパではアイラインをしっかりと入れるメイクが中心だけど、そのアイラインにじんで目の下のクマをはっきりと浮き上がらせる。今そこにいながら、過去の記憶に生きている。

ウッディ・アレンなので、ちゃんちゃんと終わったりしないのだけど、人生ってこんな風に続いていくものだという気がする。
そんな映画でした。


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アナと雪の女王 [映画と本のお話]

いまさらと言われそうだけど、やっと平日にお休みがとれたのでアナと雪の女王を観に行ってきた。

最初にタイトルイメージだけだと雪の女王はアナよりもずっと尊大な存在なのかと思っていた。それが雪の女王はアナのお姉さんエルサだったと聞くと興味がわいてきた。
妹のアナの為に生まれ持った魔法の力を隠してひっそりと生きてきた姉エルサがあるきっかけで力を解き放ち 雪の女王になった。そのエルサをアナが追うというストーリー
アナと雪の女王.jpg
松たか子の「ありのままで」が非常に有名になり、ありのままの自分でいいのよという映画に思えるけれど、実際はそういう映画ではない。
もちろん、あの曲が流れるシーンは非常に感動的で そうそういいのよいいのよ、と言ってしまいたくなる。

この映画で私が感じたのは、「愛は間違える」「人にはちょっと頑張らねばならないときがあり、頑張ってみればできることもある」ってことだ。
これを詳しく語ると 映画の内容に深くかかわってしまうので ここでは語らないけれど、そういうお話なのだと思った。

ミュージカル式に歌でセリフが語られ、ハモるように2人が歌い続けるのはとても心地が良い。私は吹き替え版で見たのだけど、これは吹き替えで観る方がいいなぁと感じた。字幕ではあの歌の絡みがうまく感じられないのではないかと思うから。

そして私が一番気に入ったのは エンドロールで出てくる沢山の雪の結晶をモチーフにしたパターン。モザイクで作られた壁に出てきそうなモチーフが エンドロールの中で スタッフの区切りなどに多数使われている。
あのエンドロールに出てきたモチーフをすべて書き写したい位 好き。

もちろん映画そのものが気に入ったので、エンドロールにも狂喜するのだろうな。
DVDで買いたくなりました。


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作りおきサラダ [映画と本のお話]

最近 料理本はあまり買わないようにしようと思っていたのに、本屋でちょいと目についてしまった。
「作りおきサラダ」の本。
作り置きサラダ.jpg
そもそも、サラダって作り置きしたらおいしくなくなるじゃんと思ったのが最初。ところが、読んでみるとピクルスやザワークラウト、ひいてはきんぴら迄 常備菜になる野菜おかずといったところ。
常備菜があると 平日の夕食つくりは途端に楽になる。
これは我が家にあっているかもと購入。

時は 消費税が8%にUPする直前で 新鮮野菜を調理して保存ができ、しかもおいしくなるというとよさそう。
この本を見ながらいろいろとトライしてみたのだけど、結構良いものが多い。

一番気に入ったのが ねぎの蒸し焼き。
ねぎを少量の水と塩で蒸し焼きにして 梅のソースをかけて食べるというものだった。これを蒸し焼きのところまでやって マヨネーズやドレッシングで食べてみる。
これがうまい。
今まで、ねぎをブイヨンで煮て食べるということはあったけれど、蒸し焼きにしたものを冷やして食べたのってなかった。なんのブイヨンも使わなくても、ねぎはじんわりと温めるだけでとっても甘く おいしくなる。
これにつけるソースは、その日の気分で ゴマ油と塩の中華風でもいいし、バーニャカウダソースでもいい。あっさり食べたいときは塩やポン酢もいけそう。

そんな下ごしらえと作り置きおかずの本として まだまだトライしたいものがたくさん。
いい本に出会いました。

作りおきサラダ
主婦の友社


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トリック劇場版ラストステージ [映画と本のお話]

久しぶりに相方と映画を観に行く。
先週封切になったトリック

テレビシリーズとしていくつか放送され、映画も何本かできているシリーズで、TVシリーズの方はリアルタイムではなくDVDでみていた。
このシリーズは、超常現象をテーマにしているのだけど、何かを解明したり、しっかりとしたストーリーを楽しむものではなく、小ネタが山のように積みあがった物を笑うという映画。

私はあまり記憶力が良い方ではないので、多分1/10もそのネタを見つけられていないのだろうなぁ。この映画は、隣にマニアックな人を置いて 同時解説を受けながら見たくなる。一度通しで観た後に、DVDを止めながら「ほらっ、ここのこの小道具は○○の時の物だよ」「この名前は第1作の○○をもじったものからつけられている」なんて事をききたい。だって、本編だけではなくスピンオフドラマからの登場人物もいたりするのだもの。すべてを把握するのは難しいし、作っている堤監督もここまでは気づかないだろうと面白がっているのだと思う。
そういう講釈のイヤホンガイドを貸し出してほしい。

このトリックシリーズは10年以上前から続いている。
今回、初回の映像が使われていて 阿部寛は若いと思うものの、仲間ゆきえがほとんど変わらないのにびっくり。女性はその時々の化粧のはやりもあって かなり顔が変わって見える。もちろん、同じシリーズなのであえて同じになるようにしているのだろうけれど、この変わらなさはすごい。
仲間ゆきえという女優はある意味 すごいなぁと感じたのでありました。

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清洲会議 [映画と本のお話]

昨年封切りの映画なのだけど、つい最近みてきたのでこの映画のお話を少し。
清洲会議.jpg
私はあまり歴史に詳しくないのだけれど、信長、秀吉、家康くらいはさすがに知っている。そして、それぞれの殿様が描かれるとき、破天荒でカリスマ性をもった信長、出生はそれほど自慢できる物ではないかもしれないけれど人たらしの秀吉、狸親父の家康って感じに描かれる事が多い。
そんな人々を、豪華な俳優陣が演じていて 顔見世公演の様な映画だ。

信長が本能寺の変でなくなってから後の跡目争いについての会議前後のやり取りを描いたのがこの映画。だいたいの筋や結果については解っているという物を三谷幸喜の脚本・演出で膨らませるといったもの。

高貴な女性たちは眉毛を塗り籠めて「麻呂」眉にしていて お歯黒にしている。この世の男たちを惑わせたお市の方様は鈴木京香がやっている。眉無しでお歯黒の鈴木京香はぎょっとする程怖い。最初は誰かと思ったくらい。とても絶世の美女には見えない。眉がないのも、お歯黒も当時の人からすれば当然なのかもしれないけれど、見慣れていない我々からすると 違和感が大きい。
これが多くの武将を惑わせてきたお市の方なのだろうかと思いつつ観る。すると、不思議な事に だんだんと話が進んでくると、きれいに見えてくる。見慣れてくるせいなのか、それとも演出の力なのか。

歴史を知っている人が見れば、ちょいとしか出てこないこの武将、あの武将の背景も解るのだろうなぁと思いつつ、その辺を解らずにいる自分が悔しい。
中学や高校の時、歴史が覚えられず、この勉強は何の為になるのだろうかと思っていたけれど、人生を豊かにする為なのだなぁと実感するのでありました。

余談だけど、すごい俳優が沢山出ているこの映画で、最後のスタッフロールはどんな順番になるのだろうかと思っていたら あいうえお順だった。やられたと言った感じ。

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マン オブ スティール [映画と本のお話]

久しぶりの平日お休みで観にいったのは マン オブ スティール
スーパーマンはこうして生まれたというお話。
スーパーマン.jpg
アメリカ人にとって、マザーグースとスーパーマンは誰もが知っているお話。
私が知っているのは、いつもはさえない新聞記者だけど 困っている人を見かけ スーパーマンの格好をすると突然強くなる人といったイメージ。こんな貧困なイメージの私が見てもいいもんだろうか。この映画はスーパーマンに対する思い入れの深さや 当然知っているべき小ネタによって 印象が変わりそう。

多分この辺は 予告編などで少し語られているので ネタばれにはならないと思うので少々語りますが、ご存知のあのマークは我々が思っていたのとは違った意味だったというのが驚き。

この映画は2Dと3Dの両方で提供されているのだけど、私は2Dで観た。
全体にスピード感あふれる映画で スーパーマンだけに飛ぶシーンも多い。そういった飛んだり 飛行機で追いかけたりするシーンは ここは3Dの見せ場なんだろうなぁなどと考えながら観ていた。
私は車酔いをするので この手の視界が揺さぶられる事がちょっと苦手。だから2Dを選んでいるという所もある。2Dでも 身体は止まったままなのに ぐぅーんと深い谷を覗き込むようなところは視野と三半規管が一致せずに 過剰反応してしまうのだ。

それにしても、沢山のものが壊されました。
そんな映画でした。

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東京バンドワゴン [映画と本のお話]

本屋で文庫本をあさっていた時に見つけたのが東京バンドワゴン
あまり先入観無しに読み始めたこの本にはまった。

東京バンドワゴンというのは古本屋さんのお店の名前。
この古本屋さんの家族の周りに起こる事件を 解き明かしていくといった流れ。この古本屋さんの家族というのは4世代8人の大家族で、語り部はもう亡くなったおばあちゃんという設定。
登場人物が多くて一般的なつながりではなかったりするので、最初は巻頭の家系図を何度も見ながら読み進めていたのだけど、だんだんとそれぞれの個性が立ってくる。それぞれの個性が魅力的。
頑固一徹のじいちゃんに、生き方も職業もロックンローラーなお父さん、異母兄弟の3人は結婚して子供がいる人も居るし、シングルマザーもいる。そんな家族が一緒に住んでいる。
結構突飛な設定なのだけど、なんとなく東京の下町に こんな家族がいそうな気がしてくるから不思議。

下町の情景というのは、昭和のご近所付き合いを思い出させる。
懐かしさも手伝って 今度はなにがおこるのだ?と先を読み進みたくなる。
1話完結型のお話なのだけど、それぞれの話に 複数の事件や謎が織り込まれて 最初は風呂敷を広げたみたいなのに、だんだんとそれらが収まってくる。
いくつか前の話で出てきたことが 伏線になっていたりもする。

現在 シリーズで5巻ほどありそうなので 早速 続きを買いに走った。
まだまだこの家族が動いているのを見てみたい。そんな気がしてならないのだ。

東京バンドワゴン
小路 幸也
集英社文庫


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風立ちぬ [映画と本のお話]

男の子というのはどうしてこうも乗り物が好きなのだろうか。
飛行機に魅せられた男の子の物語。

最初に思ったのが、近視の人の見え方が良くお分かりでという事だった。宮崎駿さんも近視なのだったね。
主人公は小さな頃から近視だ。近視の人が眼鏡をかけていない時にどう見えているかというのは近視の人じゃないと解らない。そうなのだ、はっきりと見えない世界。その映像を見て、そうそうこんな風よと膝をポンとうちたくなる。

サバの骨の曲線が美しいといい、美しい曲線こそが、美しい飛行機のもとであると考えるというのは、なぜかちょっと解る。私は乗り物にはそれほど魅せられていないのだけど、数学や物理は美しいと思うタイプの人間なのだ。

日本に関東大震災が起こり、戦争へと突き進む時に 飛行機を作りたくて作りたくて アイディアをひねり出していた青年。ねじ1本の改良が 空気抵抗の大きな差につながり、本体の軽量化が非力なエンジンをカバーする。どうやればいいのかを考えて考えて考え抜く。それが戦争に使われると解っていても。
本当は 人々を乗せる飛行機を作りたいのだけど、その時には戦争の道具としか使われなかった。行ったっきり、一機も戻ってこなかった飛行機を作るしかなかった。

飛行機の設計者として トップレベルにいられるのは10年程度だと言う。その時間を惜しむように飛行機を設計し、短い時間を好きな女性とも暮らした。色んな意味で短く、濃い人生を過ごした。

物語の最後、辛い中で「あなたは生きて」と言われる。そんな主人公に 夢の中の飛行機作りの師は言うのだ。「まずは私の処に来ないか。 ……美味しいワインもあるし。」
私の隣に座っていた小学生と思われる女の子が「なぁんだ、そんな事か」と言う。
しかし、私には「そんな事」とは思えない。美味しいワインというのは、生きる事に他ならない。生きる事というのはすなわち 食べる事なのだ。
辛い思いももったまま 生きるという事はなかなか大変な事でもある。でも、生きる事はとても大事な事なのだ。

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